音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

Belie / 中森明菜 (2016 FLAC)

何か面白いカバー音源が手元にないものかとふと思い出したのがこの作品。2017年を最後に全く耳を通していなかった。ログを見ると、相当好んで聴いていたことが分かるのだけれども。

改めて聴いてみると、どの楽曲も中森明菜節へと完全なる換骨奪胎に成功しているのだよね。原曲の存在などどこ吹く風で、これは私の歌、と言わんばかりに中森明菜が歌い上げる、ものにしている、様になっている。最高にイカしています。

思ってみれば、自身のオリジナル曲を歌う中森明菜というシンガーは、楽曲において自分の世界を作り上げることに長けていた存在でありました。楽曲に自分が負けることがなかったのだよね。

このカバーアルバムでも、その真骨頂を存分に見せつけている。いや、自分が見せつけられているのか。

80年代前半から中森明菜はそれを続けているのだから、本当にシャッポを脱ぐしかありませんよ。素直に格好いいとしか言いようがありません。