音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2020-07-25から1日間の記事一覧

20200725夜

20200725夜

Femme Fatale / 中森明菜 (1988/2012 SACD)

こちらも初めて耳を通すアルバム。ブラコン風味を狙ったのだろうけれども、どこか薄味で印象の弱い作品。帯に書かれているほどビートを効かせているとも思えず、薄味に感じさせるのも、メロディがとにかく弱いからではないかと。このアルバムを聴いてようや…

CRIMSON / 中森明菜 (1988/2014 SACD)

ちょっと長めの午睡明けに。このアルバムはPCMハイレゾで何回か聴いているので、特に真新しい感想はなし。ややすると地味であるかもしれないこの作品。でも、ここで歌われている女性像は、洗練された都会の女性と言った雰囲気で、他のアルバムにはない独特な…

CRUISE / 中森明菜 (1989/2012 SACD)

大人の味、ですな。これまで実は一度も聴いたことがなかった作品。青く燃える炎のような、ビターで熱い情熱あふれる雰囲気が、これまたいいじゃないですか。サウンドメイキング的には派手さが徹底して排除され、中森明菜のウイスパーヴォイスをとにかく生か…

POSSIBILITY / 中森明菜 (1984/2012 SACD)

新鮮な気分で聴いてみると、ボーカリストとしての中森明菜七変化といった感が楽しめる。大人として成熟する直前の、その過渡期の終わりを現わすアルバムなのだと理解。「大人っぽさ」から「大人」への変化を、このアルバム1枚で表現しているのは実にお見事。

BEST AKINA メモワール / 中森明菜 (1983/2012 SACD)

このベスト盤、一度も聴いたことがなかったのです。手元にあったことすらなかった。シングル6枚をリリースした段階で発売されたベスト盤。中森明菜の初々しくも、もうある程度路線が見えてきた辺りで、制作サイドも何か思うところがあってのリリースなのでし…

記念撮影

正面はははふふふ。18枚…再プレス万歳

Cross My Palm / 中森明菜 (1987/2012 SACD)

洋楽としてのお膳立てをされることで、ではパッケージされた作品が洋楽のそれになるか、と言えば否と答えるしかないのだけれども、それでも既存であることを潔しとしなかった中森明菜のこと、このアルバムを制作すること自体に意味があったのだろうと、肯定…