intimeのまかなイヤホンが出るという記事は読んでいたのです。半分スルーしていました。
先程、ふと、死蔵していた碧4.4mmに目が止まったのです。ドライな音のイヤホンだったよな、と思いながら、なんとなく呼ばれるようにして引っ張り出してみたのですよ。
あれ?空間表現がとても柔らかな、それでいて音の粒はしっかりと立っているイヤホンじゃないですか。このイヤホンが現役だった頃に使っていたDAPが何であったのは思い出せないけれども、なぜ私はこれを「ドライな音のイヤホン」などと思いこんでいたのか。
空間表現が上手かったので、80年代前後の松任谷由実、松田聖子、山下達郎などを聴いてみましたが、派手な味付けがないイヤホンなので、素直に音楽に没入できる。このイヤホンの基本が出来ているのが、intimeの非リケーブル対応低価格イヤホンの最大の特徴だったな、と再認識しながら。
それと同時に自分の耳と言いますか、ポータブルオーディオに対する観点もリセットされますね。このところややドンシャリ系に走っていたこともあり、このイヤホンの素直な音に耳と心が落ち着くのを実感します。
そう言われてみると、碧の初号機が世の中に出た際、自分もえらく感銘を受けてブログにインプレッションを書き残していたのを思い出しました。それほどまでにこのメーカーのこの路線のイヤホンは好感度が高かったのですよね。
と言うことで、まかなイヤホンの申し込みがまだ締め切られていなかったので、ギリギリに滑り込んでみました。当たるとよいなぁ…。
【追記】
あ!消えていたと思っていた記事が生き残ってた!この記事が載っていた過去のブログに、intime社の担当の方からコメント頂いていたのだよな。いい思い出です。あれからもう6年が経つのですね。