HDtracksから全品20%OFFセールのお知らせが届いていたので、何か買うものでもありはしないかとウィッシュリストを覗いてみたところ、この作品が埋もれていたので購入。
ゲヴァントハウス管はネルソンスとのブルックナーティクルスから自分にとってのお気に入りのオーケストラとなっており、今作でもその響きの豊かさと聞きやすさにうっとりとしておりました。
ブロムシュテットとのコンビネーションも、ペンタトーンからリリースされていたブラームス同様、やはり語り口が豊かで滔々とした大河の流れのようなそれを思い浮かべずにはいられない響きが素敵でありました。
考えてみるとシューベルトに関しては、フルオケの演奏をあまり聴き込んだことがなく、従って自分の中で全く消化もされていないものだったのですが、この録音を契機にライブラリの中に眠っている音源を掘り起こす価値はありそうだと思うに至った次第であります。