音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シューマン:ヴァイオリン協奏曲 / イザベル・ファウスト, パブロ・エラス=カサド, フライブルク・バロック・オーケストラ (2015 96/24)

今日のヴァイオリン協奏曲のシメにこれを。

イザベル・ファウストの演奏も「寄らば斬る」だったはずなのに、ここで聴くことの出来る演奏は柔らかさも兼ね備えていて、音楽的に楽しめるものでありました。

と思ってから気がついた。今のオーディオ構成、すなわちシステムからESOTERICを抜いてからの音が、ヴァイオリン協奏曲を聴くに心地よいものに変化していたのではないかと。

それまではヴァイオリンに耳のフォーカスを当てようとしてついついボリュームを上げ、そのせいでオーケストラがうるさく感じられ、ヴァイオリンまでもがメタリックな響きになっていたのではないかと。

そう思うに至ると、なるほど今日のヴァイオリンづくしを可能にしたのは、オーディオの変化と力によるものだったのかと。

結果オーライですよ。

シューマン : ヴァイオリン協奏曲 | ピアノ三重奏曲 第3番 (Robert Schumann / Isabelle Faust | Jean-Guihen Queyras | Alexander Melnikov | Pablo Heras Casado | Freiburger Barockorchester) [CD+ボーナスDVD] [輸入盤] [日本語帯・解説付]