21世紀型、第5期WANDS最新作。
ギターサウンド的アプローチが目立つ作品ではあるけれども、そこはビーイング系の流れを大きく汲む、むしろそのもののグループだけあって、基本的にはキャッチーにソフトなテイストを持ったロックとなっております。
と、ここまで書いた時点で「まぁ、いつものWANDSっすよ」との思いを強くしているのですが。だからこそボーナストラックとして収録されている過去曲のリメイクも、それほどの違和感もなく聴けるのです。
それにしても、こういったビターさからは程遠い、商業ロックど真ん中なサウンドは聴いていて楽しいね。
21世紀になってずいぶん時間が経過した今でも、まだこの手の音楽の需要はあるのかしらと不安になる瞬間もありますが。