帰宅時に。
終業間際にDAPの画面をスクロールさせながら、何を聴いて帰るか考えていたのです。
その画面の中で目が合ったのがこのアルバム。ドリカムのカタログの中でも超絶バカ売れ盤だったというのに、自分の目にはそれほど魅力的には映ってこなかった作品なのです。
改めて聴いてみると、凄まじい熱量を持ったアルバムですね、これ。最初から最後まで息もつかせずに耳の中を駆け抜ける。とにかく濃い味付け。あの頃のドリカムにはここまでのパワーとチャームがあったのだと、あれから30年以上が経過した今になって教えられましたよ。
90年代のCDバブルは、もちろん音楽そのものにとっても好景気に湧いていた時代であったのだと再認識した次第であります。