葛谷葉子2ndアルバム。このリリースを最後に表舞台からは身を引くことになる。1stでの作風を踏襲しつつ、よりアコースティックな方向に振った楽曲もあり、音楽的な幅は広がっている。
書きたいことは前アーティクル、1stアルバムのインプレッションに一通り書いてしまった。この人の短いヒストリーを見ると、FM局でのパワープレイもありシングルは相当数切っていたのだけれども、これと言ったセールスには結びつかなかったのだね。
かく言う自分もリアルタイムでは聴くことがなかったので、世間のせいには出来ないのだけれども。今聴いているからこそ、このように自分の心のど真ん中に入り込んできたのだろうし。
1stから2ndに繋いで夜のカーステレオで聴きたい。本当にそうしたい。歳とともに目が弱り、夜の運転が厳しくなった今となってはそれも叶わないことなのだろうけれども。