うーん。
これまた、軽いな。FMで流れているその瞬間だけは気持ちがいいのだけれども、その場で曲名をメモったとしても、夕方になってCDショップに足を向けるほどの持続性には欠けるように思う。
アーティストのクオリティという意味での全体的なボトムアップ、その恩恵もあってこの手のアーティストも活動の場を与えられているのだとは思うのだけれども、ゆえに、そのボトムがボーダーラインとなって自分の背丈ギリギリ高さにまで上がってしまった感とでも言えばいいか。
もちろんターゲットとしてのその手の中流階級感がうまくフィットする耳も多数存在するので、存在価値という意味での文句をつける気はない。これもある種の職人芸といえばいいか。
