前作からほとんど間を置かずにリリースされた、現時点での最新作。
前作を聴いたときには「大学生あたりが好んで聴きそうなシャレオツな音楽ね」という印象で、これっぽちも耳に残らなかったのだけれども、今作はずいぶんと音楽的な筋力がついたようで、聴かせるメロディ、フレーズがあちこちに散りばめられている。
単なるBGMから、聴いて心地の良いBGMへの昇格が叶った、と言ったところか。この調子で成長するのであれば、もっと面白いトリオになるのではないかと。現時点ではまだまだ伸びしろが残っているようにも聞こえるので。