音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

テクニカルブレイクス・ダウナー / ジェッジジョンソン (2015 ハイレゾ 48/24)

全くの予備知識無しで試聴をした上で購入。ロックを基調にエレクトロの要素を加え、ボーカル物に仕立て上げているという内容。タイトルこそ「ダウナー」とついているものの、基本的にはアッパーチューンが並び、これは大音量で爆音再生させたら楽しいことになるだろうと思いつつも、なぜかヘッドホンで聴いてしまった。それでもハイレゾらしい空間の遊びの要素や、むしろハイレゾらしからぬ音の潰し方との両立が図られていて、これはこれで聴いていて、何やら反骨精神めいたものが感じられて面白かった。これはきっとスピーカーやイヤホンで聴いたら、それぞれにそれぞれの音の表現をしてくれて、面白いことになりそうだぞというポテンシャルを秘めているように感じられた。うん、面白いよ、これ。邦楽ロックにしては、久しぶりにガツンと来た気がする。