音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 & チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 / リヒテル (1959,1962/2015 ハイレゾ 96/24)

e-onkyoでのドイツグラモフォン大セールのランク上位にリヒテルの名を見つけたので速攻で購入。速攻で聴く。

いや、カッコいい。こりゃ、カッコいい。自分の中でのクラシックに対するボキャブラリがそれしかないのではないか?と言うくらいにカッコいい。最早、指が鍵盤に張り付いているのか、鍵盤が指に張り付いているのかという世界ですな。

録音の古いラフマニノフは少々音が硬いように感じられたけれども、それでも演奏はイカしている。チャイコフスキーに関してはもう、自分の中で「うわー、これ、完璧やん」と思えるくらいのカッコよさ。アクセルに絶妙に反応するスポーツカーに乗っているような感覚とでも言えばいいのかしら。

せっかくクラシックの階段を這い這い歩きから、つかまり立ち歩きで登れるようになったかのように思えるようになったのだから、今後は、「理解」「ボキャブラリ」「好み」「知識」を同時に増やしていきたいのだよね。それが欲張りなのかどうかは分からないけれども。今のところは、直感で「あ、この人(演奏)好き!」で飛びついている状態なので、もう少し体系的にとか。

いや、今まで通り、直感で突き進んでいいのかもしれないな。それで食べ漁った後に、うまく整理をつけていけばいいのではないかと。