ショパンを素直に美しいと受け入れられるようになったのはいつ頃からだろうか。比較的最近のことだとは思うのだけれども。
「美しい」「カッコいい」は自分がクラシックを聴く上で重要なジャスティスなのだけれども、それを両立している作品がライブラリに一つ加わった。
楽曲もほぼ予備知識無し(アルゲリッチの演奏で、協奏曲のどちらかは聴いているが)、奏者についても一切知らず。
そしてこれまた素直にうなずく。
「美しい」と。
まだその美しさの理由を掘り下げられるほどのクラシックの知力は持ち合わせていないものの、クラシックを聴く上では自分の直感が最も大切だと思っているので、理屈はまだ二の次三の次でよいのです。自分の感性に重きを置くことが肝要かと。
早朝からショパンなんてどこのブルジョワだよ、と下らないツッコミを自分に入れてみたものの、これは朝の光を眺め遣りながら聴くに、実にふさわしい楽曲と演奏でありました。
これ、いいわ。