音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

ベートーヴェン:交響曲第7番 / ラトル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2016 192/24)

FiiO M11 Pro SSにNASからDLNA経由でAONIC4にて。

さて。

最近何となく思うようになってきたことに「クラシックはベートーヴェンだけ聴いていれば案外幸せでいられるのかもしれない」と言うものがある。

それはベートーヴェンが書いた楽曲のバリエーションの豊かさからも挙げられるし、また演奏の数の豊富さからも挙げられる点ではないかと。

バッハだと古学と哲学との融合と言った側面もあるので、万人に取っつきやすいかと言うと案外そうでもないような。

その点、ベートーヴェンは超有名な曲がある、分かりやすい、聴きやすい、といった三拍子が揃っているように思えてきたのだよね。

聴くに臨んで、小難しい哲学的側面をそれほど求められず、音楽として純粋に楽しめる作曲家ではないかと。

演奏の点数が多いことは、聴き比べの楽しさも味わえることにも繋がるので、よりクラシックの楽しみ方が増えるようにも思えるのだよね。

案外極論でもないような気がしてきたぞ。