音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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U-10,000で良いのではないかという危険思想とポタオデ道ゴールの再認識

エージングと言いつつ、ガッツリと「碧」オリジナルの4.4mmバランスヴァージョンを聴いています。

これは4年前に分かっていたことではあるけれども、「碧」は無敵にプレーンなのですよね、出音が。そこにバランス接続という強力な武器を携えてやってきたら、自分にとっては本当に無敵な存在になってしまったのです。

4年前は恐らくSONYのハイレゾ対応DAPを使っていたはずですが、その時に感じていた「碧」の素性の良さと、DAPがFiiO M11 Pro SSに大きくグレードアップしていること、バランス接続との相乗効果で、結果、自分にとっての死角なしなポタオデ環境になってしまったと言う訳で。

一時は100kクラスのイヤホンにまで手を出していたこの馬鹿者が、今や「あれ?U-10,000でいいんじゃないの?」と思うに至ってしまったこの危険思想。そのきっかけはFiiO FH1sの存在に端を発しているように思います。

あれはあれで、十分に戦えるイヤホンであります。そしてこの「碧4.4mmバランス」を手元に引き寄せたことで、完全にその思想が固まってしまったとも言えるでしょう。

もちろんここで手持ちのSHURE AONIC4を持ち出して聴けば「やっぱりこれはこれだよね」と思うのでしょうが、比較が存在しない限りは、やはりU-10,000で事足りてしまっているのですよ。

ポタオデだろうとオデオだろうと、「いかに自分好みの音に持っていくか」が最終的な目標なので、価格は実は二の次になってくる側面もある訳で。それを再認識させられましたね。

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FiiO M11 Pro SS with 碧 4.4mm Ballanced