音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Fantôme / 宇多田ヒカル (2016 ハイレゾ 96/24)

宇多田ヒカル8年ぶり(当時)の新作だったわけだけど、いま聴いてみても昏い。本当に昏い。明るい曲が入っていようとも、この根底にある昏さは隠しきれない。聴く時間を選ぶ音楽だよね。

2018年の今に振り返ってみると、宇多田ヒカルの作品群で最も昏い作品なのではないかと。これまでは『DEEP RIVER』が最も昏いと思っていたけれどもあれはまだ若者の昏さであって、大人になってからの昏さの方がその色は当然のように深いわけで。

Fantôme

Fantôme 【Hi-Res】