圧巻。
今現在見ることの出来るロックライヴの最高峰の一つではないかと思えるくらいに、純度の高いプログロック、いや、ロックのライヴ作品だった。
オリジナル音源のクオリティとは別次元での高さを見せる、ライヴ音源そして映像としてのクオリティ。オーディオパートは本人のミックスとのことで、そりゃぁ、確かにキレッキレの音であるはずだよね。もう臨場感抜群の音質。
そしてライヴ中のスクリーン映像とライヴそのものの映像を見事にミックスしたカメラワーク。これが日本の音楽映像作品ではなかなか出来ないことなんだ。しっかりと映すべき所を映しているので、フラストレーションの欠片もなく、純粋に画面に集中出来た。
いやー。これを生で観ていた人は、それはそれは素晴らしい時間を過ごすことが出来たことでしょう。テレビの前の自分だって、すっかりと没入できたくらいだもの。来日公演がスケジュールの関係で見ることが出来なかったのが、本当に悔やまれる次第。ま、このBlu-rayを家宝として、忘れた頃にまた引っ張り出して鑑賞しましょう。
本当に素晴らしかった。