こちらも大好き、ファウストさんのヴァイオリン。
室内楽でのファウストさんもこれまた美しい。弦楽の中に浮き上がる可憐な花であるかのように。
ヴァイオリンもまた個性が如実に現われる楽器であるけれども、その現れ方が極端ではないかと思っている。奏者の癖、特徴、もしくは体格や音に対する姿勢と言ったものがブレンドされて音になって現われるのではないかと。それほど数をこなしてきたわけではないけれども、致命的に自分の好みとは相性が合わない奏者もいたわけで。
不思議なことに、それはピアノ奏者にはない相性問題なのだよね。
ファウストさんの音源は、今後も予算がぽっかりと空いたときなどに、徐々に揃えていきたいと思っている次第。