綺麗な音作りであることよ。と思ってよくよく考えてみたら、これ、トーンハレ管でした。綺麗なはずです。
ドラマティックなチャイコフスキーを、過剰な演出はなしにして物語を紡いでいく、そのバランス感覚の良さこそが、パーヴォ・ヤルヴィさんの真骨頂ではないかとね。
コテコテの演奏が好みであれば、パーヴォ・ヤルヴィの指揮は物足りなく感じてしまうのだろうけど。
その点において、自分とパーヴォさんとの相性は抜群なのですよ。コテコテよりもスポーティな演奏を好むらしいと言うことは、このところ徐々に気がつき始めているのでね。