音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

SINGER5 / 島津亜矢 (2018 Apple Music)

現時点でのカバーアルバム最新作。今年9月に6作目のリリースが予定されております。ついに5枚連続でフルに聴いてしまいましたよ。

しかし、声の引き出しを一体いくつ持ってるんだろうか、この人は。それでいて器用貧乏に陥らない。しっかりと歌手として歌を届けていることがよく分かる。

歌謡浪曲で「演じる」ことはお手のものだろうけれども、それにしても、それにしてもだよ。こりゃないよ、反則だよ。

原曲憑依のものもあれば、原曲では想像しえなかった声を当てはめてくるものもある。

なんだか今まで聴いてきたカバーアルバムに関する自分なりの、対峙する上でのノウハウと言うか、お約束の観点と言うか、そのようなものが根底から覆される気がしてならない。

「歌手」という存在の本来の存在意義と言うか、そう言ったマクロな観点をもう一度考え直す機会になりそうな…これは悪寒だな。