今回の大量入荷の中に、毛色の異なる作品が混じってましたよ。これもライトメロウの流れに組み込んでいいのだろうか。
で、これが大野雄二プロデュースによる、ブラジリアンサウンドミュージック。これがまた、いい。いいんだよ…。
可愛らしいと表現して間違いの無いソニア・ローザのボーカルに、大野雄二に咀嚼されたブラジルミュージックのアウトプットが見事に絡み合う。これをトロピカルと言わずしてなんと言う。そして作品全体に横たわる完璧なる統一感。
窓の外に暑さを見遣りながら、室内で涼み聴くにはいい音楽ですよ。こんな季節にピッタリと合う1枚。
お見事です。