音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫ / ミケランジェリ, ジュリーニ, ウィーン交響楽団 (1982/2020 UHQCD)

端正なベートーヴェン。繊細と表現してもよいかもしれない。

力強く打鍵する場面であっても、音に破綻がないのです。それでいてパワーは感じられる、これまで聴いたことのないタイプの演奏。クリスタルティックとでも言えばいいかしら。本当に透き通ったピアノを弾いているかのような音。

これはこれで面白い。このピアニストのベートーヴェン全集ってないのかな?ちょっと気になりますよ、この音と質感のよさが。