音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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中国の技術力を最早なめてはならない

以前から気にはなっていたのです。中国はTFZ社の「No.3」なるイヤホンの存在が。

先日、試聴の機会があり、聴いたその場で唸り、一旦保留にした後に、ヨドバシドットコムで値下げになっていたので、ポイントを使って、即購入。約9,000円ほど。その程度の価格のイヤホン。

バランス接続でもなく、ましてや何かが凄まじく良かったわけではなく「素性が良いイヤホンだな」というある種の直感での購入ではあったのだけれども、これが大正解。FiiO M11 Pro SSとの相性が抜群だったのです。

3.5mmのアンバランス接続であるにもかかわらず、クッキリと明確なる解像度の高さ。低域から高域まで自然とのびるレンジの広さ。どのような音源を鳴らしても追随する反応の良さ。イヤピースの交換での音の違いをハッキリと表現する繊細さ。

そして当然の事ながら、音を出す機器としてのバランスの良さ。これがずば抜けて良い。

気がつくと、DAPは中国製、このイヤホンも中国製。ポータブルオーディオ環境で手元にある国産品は、イヤホンのリケーブルだけになってしまったわけで。

中国のこの種の技術力の向上速度は、本当に半端ではないなと思い知らされた次第。あっさりと日本のクオリティに追いつき、ある部分では既に追い越していると自分は実感しております。

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