付属ケーブルで十分に満足していたFiiO FH1s。
それでもふと思い立って、活動の場を失っている「Bispa 咲 saku CIEM-3.5mm Recable」にリケーブルしてみることにした。
送り出しはFiiO M5。音源は宇多田ヒカル「travelling」(96/24)。
まずは付属ケーブルで音を確認し、その後Bispaに交換。
あら。
まず明らかに高域から低域にかけてのレンジが広がる。解像度もよりクッキリとしたものに。より細かな音が鳴るようになりました。
リケーブル一発でその効果が発揮されてしまいましたよ。これもFiiO FH1s本体の素性の良さが為せる技かな。
となると、FiiO M11 Pro SSでドライブさせてみるとどうなることか。聴いてみたいじゃないですか。これまでは明らかにイヤホンが負けていたのですよ。
同じ音源でサウンドチェック。
あら。負けてない。立派にイヤホンとしての役割を果たしている。
こりゃ、FiiO FH1sは相当なポテンシャルを持ったイヤホンだな。
これまでも「十分にいい音」だと感じていたけれども、リケーブルでアンバランス接続させても「十二分にいい音」。
本当にいいイヤホンです。この際、価格は考えない方がいい。イヤホンとしての実力を素直に評価しましょう。