AONIC4に死角なし。
色々な楽曲でザッピングして楽しんだ後、FiiO M11 Pro SSにバランス接続でAONIC4を使用。音源はこれで。
キックドラムとベースの張り出し、ピアノの煌びやかさ、そしてメセニーによる様々な種類のギターによる音の違いをしっかりと楽しむことが出来る。
ギターとボーカルのユニゾンであっても、音が癒着することなく、見事なハーモニーを見せる。
パーカッションの定位も抜群。中央にこぢんまりと収まってしまうことなく、メインとなる音の外側にしっかりと定位する。
全体的に見て豊かなプレゼンスと、細やかな音との両立が図られている。
エージングすら全くしていないというのに、この音だ。1BA+1DDの威力は伊達じゃない。SHUREにとっては初めての試みになる組み合わせだというのに、音に対して不安にさせる要素が全くない。さすがとしか言いようがない。