XLRケーブルに再挑戦しようと、ORB Audio「J10-XLR Clear Force」を導入しました。
色々とWeb上を見て歩いた結果、ここに行き着いてみたのですが、音として行き着いたわけではありません。
そもそもXLRケーブルに再挑戦しようと思ったのは、今のオーディオシステムの構成において、クラシック、特に交響曲系のパワーが不足しているのではないかと思い始めたからなのです。
繊細さは十分に出ていました。まとまりも悪くありません。しかしながら、もっと量感と力感を引き出すことが出来るのではないか?と思ってしまったのです。
それがオーディオの罠、沼と言われるゆえんでもあり。
疑問を覚えてしまうのですよね。一時そこに満足したとしても、あれ?と思う瞬間がやってくる。
果たして、まだまだファーストインプレッションの段階ですが、当該ケーブルは自分の疑問を晴らしてくれる結果を導いてくれました。
求めていたものは一通りクリア。繊細さに欠けるといった側面、弊害もない。コスト的にも悪くない。
RCAケーブルとしてこれまで使用していたTRANSPARENT 「SUPER (5G) 」はそのままステイです。もしかすると、ソナタ系の音楽ではこのケーブルの繊細さが力を発揮してくれるのではないかという目論見からです。まだ、そこまで実験をするには至っておりませんが。
現時点ではある程度満足しているものの、この後に粗探しが絶対に始まります。いつになるかは分かりませんが。その時にTRANSPARENTのケーブルが生きてくるような、なんとない予感がしているのも事実です。
これでまた音の出方の環境が大きく変わったので、昨日からガッツリと音源を聴いて聴いて聴き倒している次第なのであります。やり過ぎで疲れてますがね。