2001年と言うのは、実はもう相当昔の話なのだなと、今さらながらに思ってみたりしながら聴いていた。
このアルバムは「人間だもの、色んな過去があったよね」と言った記憶を呼び起こさせる作品なのです。
特に「紅茶」を聴くと、この当時、非常に辛い思いをして仕事をしていたその職場の周りの風景や、管理者がいないことをいいことに職場を抜け出して植え込みの縁に座って缶紅茶を飲んでしょぼくれていたとか、そんなことばかり思い出しますよ。
もっとディープな記憶も掘り起こされるのですが、ま、それはそれこそ「色々ある過去」の中の一つ、のようなものですね。