TKプロデュース作品ではないけれども、TK音楽を貪りつくしたい時には欠かせない1枚。
しかしまぁ、90年代も遠くになりにけり。このアルバムも30年選手になりましたか。
とは言えども、自分の中では90年代のJ-POPサウンドは現代2020年代のサウンドとシームレスに聴き捉えることが出来ます。おそらく「打ち込み4つ打ちサウンド」が今でも通用するからではないかと。もちろんシンセの音色やらメロディの詰め込み方やらには大きな時代の差異がありますがね。
遡ってこれが80年代になると、そこに初めて時代の落差が発生するように思えるのだよね。完全人力サウンドメイキングから、完全セルフサウンドメイキングへと大きくかつ確実に転換したのが90年代音楽の特徴ではないかと。
今さら私が語るほどの物でもありませんが。真新しい観点もないしね。