とても久しぶりに聴いた。
今聴いてもなんだか正体不明なエネルギーに満ちあふれて…いや、器からこぼれているアルバムだとは思うのですよ。1969年にこれがリリースされているという事実を直視した上で聞き直すと、まぁ、やはり「すごいね、これ」としか言いようのない存在であって。かと言って、そう単純に神格化する気にはなれず。すごい作品だと認めはするけれども、音楽に唯一神はいませんから。
まぁ、そんなことはどうでもよいや。
激しく穏やかに過激なまでに静かなアルバム。今だからこそ聴くことの出来る味もあるのです。15年前の自分よりは今の方がこの音楽を純粋に音楽として楽しむことが出来ている。