音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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VISITORS 20th Anniversary Edition / 佐野元春 (1984 / 2004)

色んな人が色んなことを語るだけの素材がたんまりとつまっているアルバムなので、その辺に関しては、amazonの評価であったりはてなの評価であったりgoogle君でヒットする評価をチェックすればいい。

自分としてのこのアルバム(正式にはこの「Edition」)の意味がどこにあるかといえば、ボーナストラックとして収録されている「COMPLICATION SHAKEDOWN」なのだ。

1984年。当時10歳。ラジカセを使ってエアチェックに勤しむ小学生を絶命させた落雷の一つがこのバージョン。もちろん4:50のオリジナルバージョンも、そのリズムトラック一つ一つに身体が反応してしまうほどに慣れ親しんだものではあるけれども、あの7:50の理不尽なショックは、今でも解明を避けたい、解明しようとすればするほどに単なる時間つぶしに過ぎないエネルギーに満ちている。