音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ザ・林原 / 林原めぐみ (2006)

2006年に限定2枚で製作された幻の林原めぐみベストアルバム。シングル曲だけで構成され、どの曲がどの曲なのか全くもって区別がつけづらい点では、先輩格にあたるFavorite Blueの名ベストアルバム『BEST ETERNAL TRAX』も真っ青かと思ったが、FBの方が後発組であったことが判明。林原、ナイス。

事の経緯はこうだ。

プールに行こうと思いながらマターリしていたら、急に腹が下ったのだな。多分、買ってきた昼飯がよくなかったんだろう(今日はそれしか食べてないし)。で、プールは諦め、まだ日中だというのに冷凍用のご飯炊きにいそしみ、流れで「さて、なにをしようか」とHDDを整理していたら、iAudioの餌用WAVEファイル群があったわけだ。林原ばかりのファイル。

で、それを編集して人にプレゼントするとしたらどういった曲順がよいかと悩みつつ、あれこれ入れ替えながら決定したのがこのバージョン。久しぶりに曲間調整もしたぜ。マスタリングもしているから、録音レベルの統一感もぬかりなし。しかもボーナストラックまで設定しちゃう、このアホっぷり。嬉々としてこういう事をする人のことをオタクって言うんじゃないのかな。

俺にとっての林原めぐみというのは、基本的にこの紋切り型かつ金太郎飴の高密度サウンドが全て。なので、このアルティメットベストの再生二巡目に入っている今、非常に幸せな気分の真っ最中にいるのだな。ハイエナジードンシャリサウンドならではの独自の音の良さ*1を楽しむには、林原音源は結構いい線行ってくれるのだ。ある種、このサウンドをモノにできる唯一のアーティスト!

しかし、こうやってちまちまとストレスを解消する日曜日ってのがアホらしい。人生について真剣に考えるべきタイミングはこういう時なんだろう。それもこれも見事に外してくれた天気予報と、降り出した霧雨と、突然下りだした腹のせいだ。

*1:これはこれで独自の再生能力を求められる音源だと思う次第