音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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交響曲第1番 / シベリウス / C.デイビス / ロンドン交響楽団 (2004)

シベリウスを聴くなら何番がいいかねぇという師匠への質問に、帰ってきた言葉は「1番!」。

ということで聴いてみたが、これまたよくわからない。寄せては返す波のように打ち寄せては逃げていくようなプレイを強いられているような感覚に。波と戯れていたはいいが手元には何も残らなかったかのような。砂の城か。

ロックでいうところのリフが現れないような感覚。手元に何も残さない、新たなプレイでしいたげられている。クラシックは現代に近づくにつれ難しくなるともいわれたけれども、本当にその通りなのかもしれない。クラシックという一カテゴリに収められているけれども、作曲家別にジャンルが確立されている音楽なのかもしれないね。