クラシックのお師匠様と電話をした後に急に聴きたくなったので、比較的大きなボリュームで。
自分がクラシックを聴く割合が、自分がかつて想像していた以上に増えてきたので、それを上手く語ろうとする文脈・語彙・基礎知識が足りなくてもどかしい、という話をしたら「切り取って語ってもいいのよ」と言われ、ストンと腹落ちした。そうか。頭が固かったのは自分の方か。いきなり高望みをせずに、よちよち歩きの語り、それこそ喃語から始めてもよいのだな。こんなはてなダイアリーなどという、喃語だろうと馬鹿語だろうと、いくらでも好き放題語っている場があるんだから、ここでレッスンしていけばいいんじゃないか!と言うことに、今更になって気付かされた次第。馬鹿だね−、僕も。
ということで、ルプー。キレッキレのいかにもな男性的なピアノで惚れる。雨だれのピアノから、雷鳴轟くピアノまで。その守備範囲に徹頭徹尾自分を貫く演奏。これは男が惚れるってヤツよ。