音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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RCAケーブル到着〜ひたすらザッピング〜そして新たな旅へ

新しいRCAケーブル、audioquest社RED RIVERが届き、午後はひたすら音楽ザッピング。総じて、オーディオのトータルバランスを整えてくれる、質の良いケーブルだと言うことがよく分かりました。音に対して非常に素直に鳴るケーブルで、妙な味付けを苦手とする自分にとってはベストなケーブルだったのではないかと。こいつとWireWorldのスピーカーケーブルとの組み合わせをすることによって、自分好みのオーディオ探訪の旅はひとまず終了と言ったところかな。

RED RIVERの導入で、まず音場が一回り広くなりました。これは音源を選びますが、例えばZABADAK「HARVEST RAIN」においての、上下左右の拡がりには目を見張るものがあります。そして低域の締まりの良さとスピード感。これはPerfume「Night Flight」で実感。ハイレゾ音源に関しては、Every Little Thing初期3部作シングルのようなリマスタハイレゾ物に対しても、イヤな要素の音を出さずにそれなりのハイレゾ感を打ち出してくれることに成功しております。そして、今聴いているのはPAT METHENY『Kin』(2014)。もう、十分にハイレゾです。

クラシック音源もボリュームを無理に上げずとも、音が小さい部分でもしっかりと鳴ってくれますし、ffになったとしてもピーキーな音を出さなくなりました。これは素晴らしい。

スピーカーは決してオールマイティに作ってもらったものではないのですが(作ってもらった当時はクラシックはほとんど聴いていなかった)、スピーカーケーブルとRCAケーブルとの組合わせで、かなり自分に対しての満足度とフレキシビリティの高いスピーカーに格上げされました。言い換えれば、元から素性のいいスピーカーを、いかに無駄に使っていたかが分かる結果に。

さて、これであとしばらくはオーディオそのものに対する投資は発生しないでしょう。何かが発生するとしたら、どうしても11.2MHzのDSDを鳴らしたくなった時です。それはしばらく先の話として置いておきましょう。生き急ぐ話ではない。

ふぅ。以降、がんがんハイレゾ音源を増やし…もとい、良質な音楽と接していくことを主として、明るいオーディオ生活を送っていくことにしましょう。うーん。このシステムを自分一人だけのものにしておくのはもったいない。誰か真面目な気持ちでこのシステムを聴きに来てはくれないか(身近な人に限る)。