音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ヤフオク!にてひやかし程度の気持ちで自作USBケーブルを購入してみたら

これが、まぁ、クラシックによく合うケーブルなんだわ。

以下、出品者に送ったメッセージ。

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この度は面白いUSBケーブルをお譲り頂きありがとうございました。

想像していたよりも遙かに面白いUSBケーブルでしたので、僭越ではございますが、簡単に印象を述べさせて頂きたく。

本ケーブルはSoundgenic HDL-RA3HGとESOTERIC K-07Xsの間に使いました。

常用しているUSBケーブルはWireworld Starlight 7です。これとの比較が若干入りますが、ご容赦願います。

まず音場感が素晴らしいですね。ポップス、ロック、ジャズ、クラシックと2時間ほどマイリファレンス音源をつまみ聴きしましたが、常用ケーブルと遜色がありません。

音全体としてはドライな傾向と言う印象を受けました。それはおそらく邪魔な付帯音の少なさから来ているのだと思われます。

ポップスにおいて打ち込み系の高域がややギラつく音源も聴きましたが、音がなまくらに陥らないレベルで、聴きやすさが保たれました。

このケーブルが特に生きると感じたのはクラシック音楽においてです。先述の音場の広さはもちろんのこと、ホールトーンの現れ方が見事でした。

また、楽器間の分解能が高いので、音の見通しが非常によい印象を受けました。

以前、ゾノトーンのUSBケーブルを試しに使ったことがありましたが、それとは比較にならないほどに、格段に音楽としての楽しみが増すケーブルであると実感させられました。

一点だけあくまでも主観レベルで気になったのは、ポップス、ロックにおけるパワーが若干薄くなる点です。アンプの音量で語れば0.1dBほど音圧が薄くなるように感じられました。

スパイス程度のパワー感が本ケーブルにあると、自分の環境や好みにおいては、相当に理想的なケーブルに近づくように思われた次第です。もちろんあくまでもこれは個人的な感想に過ぎませんが。

長々と書き綴ってしまいましたが、音を楽しく聴かせてくれるケーブルです。また是非機会がありましたら、別のケーブルも試させて頂きたいと思えるほどでした。

以上、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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ほぼほぼべた褒めですね。それほどまでに面白いケーブルだったのです。

こいつ、エージングを進めると、もっと面白いことになりそうな気が。ちょっとしばらく使い倒してみますよ。