音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブラームス:交響曲第4番 / ヨッフム, ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1976/2017 SACD)

前回聴いた際にはスキャンスピーク製5cmフルレンジスピーカーからの再生だったのだけれども、今日、環境を変えて、メインのフォーカルさんで聴いてみると、その印象ががらりと変わった。

全体的にとにかく真面目。重厚さ、華やかさ、共に兼ね備えているのだけれども、それを上回って真摯とも言える真面目さが表に出てきた印象。オケは十分に歌っているのだけれども、それを真面目さで上手くコントロールしていると言った感あり。

今まで聴いてきたブラームスの中で、最も生真面目で、もしかしたらこれがある種のお手本のような演奏なのかもしれないなどと思ってみたり。それは決してネガティヴな意味ではなくてね。