音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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バッハ:ヴァイオリン協奏曲, シンフォニア, 序曲とソナタ集 / ファウスト, ベルリン古楽アカデミー (2019 SACD)

PCMハイレゾ版でも音源は持っていたのだけれども、SACDでリリースされるとなっては、手に入れないわけにもいかないでしょうと、自分を言いくるめて購入。もちろん、買って正解だったわけですが。

バッハはやはりバロックのオケの方が性に合うのかな、と思いつつも、ピリオドのオケでも面白い物は面白いしな、等と本筋とは全然関係の無いことを考えながら聴いておりました。

そんなことを考えさせられるほどに、このベルリン古楽アカデミーの作り出す音色と、そこに乗るファウストのヴァイオリンとのブレンド具合が素敵なのです。全体的に優雅でソフト。西欧の宮殿にてダンスをたしなむかの如く、軽やかかつ荘厳に音が繰り広げられる様が美しいのであります。