SACDだからこそなせるこの空気感とボーカルのリアリティ。PCMハイレゾではこの独特の雰囲気が出なかったのだよね。
選曲、演奏、歌唱ともによく練られたクオリティの高さ。どこか安心してダイアナ・クラールの世界にどっぷりと浸ることが出来るのであります。
こう言った生音を多用した音源に対して、SACDは本当に強い。
とは言え、PCMハイレゾも、DSDハイレゾも、そしてもちろんSACDも、今のシステムになってようやく本領を発揮しているのだけれどもね。これまで聴いていた音が偽物であるかのような、それほどまでに次元が違うのであります。