昨晩のこと、唐突に「『TASCAM Hi-Res Editor』があれば、DSDファイルもPCMハイレゾ化が出来るじゃないか!」ということに気がつき、この作品と畠山美由紀のDSD5.6M作品を1曲ずつちまちまとPCMの88.2/24化。これでネイティブ再生ではないけれども、Walkmanでもこれら作品のハイレゾ音源を聴くことが出来るじゃないか!と嬉々として作業に勤しんでおりました。
どうせ外で聴く機会の多いWalkmanのこと、5.6MのDSDファイルのネイティブ再生対応を期待するくらいだったら、ファイルサイズ的に優しい88.2/24に変換して聴いた方が、心の健康的にもよろしいのではないかと。実際に出てくる音も、しっかりとハイレゾしていたし。高品質なハイレゾ音源を持っているのに、なぜにMP3で聴かなきゃならんのよ!という不満はネチネチと持っていたので、それもこれで解消。
なに、電車内Walkmanでハイレゾなんてプラセボのようなものだけれども、しっかりとしたハイレゾ音源であれば、それなりに聴かせてはくれるのです。そして、今回ダウンコンバート(エンコード)した音源は、そのしっかりとしたハイレゾ音源なので、作業の甲斐はあったというもの。強い味方を手に入れました。
Windowsマシンで、同様のお悩みをお持ちの方は、以下のツールを揃えておくと、手間はかかるけれどもDSDからflacへのノイズレス変換が可能であります。是非お試しあれ。いずれもフリーソフトであります。
・TASCAM Hi-Res Editor:DSDから任意のビットレートのwavファイルに変換
・xrecorde:wavファイルをflacファイルに高速変換(一応募金型のシェアウェア。フリーでも機能に制限はなし)
・Mp3tag:flacファイル対応の直感的に分かりやすいタグエディタ