★以下、Twitterに連投した文章の転載です★
50代が射程圏内に入ってきた今、これまで40年ほど聴いていた音楽の中から「こんないい音楽があるよ」と、これからオーディオ沼、ポタオデ沼に入ってきた人たちにガイドするのも音楽中毒者としての役割にならないかな?と思い始めるようになってきました。
サブスクリプションの台頭で音楽の取得が洪水状態になっている今、昔の自分から見るとこの上なく幸せな環境になっていると思う一方、どこから手をつけていいのかも分かりにくい状況にもなってはいないだろうか、などとも思うわけです。
とは言え、うるさ型の「これを聴け」と言ったオッサンにはなりたくはないので、呟きの中に適度に自分的オススメ盤を組み込めるTwitterという道具は、人との距離を置けるので自分にとってはいいあんばいの存在なのですよね。
自分の音楽遍歴を振り返ることで、自分の中に埋もれていた掘り出し物に思い当たることもあるわけで、そういった掘り起こしをしながら、「あ、オッサン、あのアルバム良かったですよ」とどこかで思ってもらえるようなことが出来れば僥倖だな、と。
つらつらと、そんなことを思うようになってきたわけですよ。早い話が、ちっぽけな「the young person's guide to ...」ですね。
無論、自分が聴いてきた音楽の量などと言うものはたかが知れているわけで、音楽評論家のようなことが出来るわけもないのですが、それでも自分にとってキラリと光った音楽を、これから多くの音楽の煌めきに出逢うだろう人たちに向けた、自分なりのモールス信号として送ることも、まぁ一興ではないかと。
もちろん、自分による自分が楽しむだけのための音楽をもっともっと掘り下げていこうとする意欲もまだまだたっぷりあるのですが。そこはギラギラと脂ぎっていきたいなと。暑苦しく、ですね。