音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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SENTIMENTALovers / 平井堅 (2004 FLAC)

可哀想なことに、完全に死蔵品になっていたikko OH10を引っ張り出した。SHURE AONIC4の音を再確認したのだから、こいつの音ももう一度確認し直さないとね。

DAPは引き続きFiiO M11 Pro SSで。ケーブルはEFFECT AUDIO Maestroの4.4mmバランス。イヤピースはAZLA SednaEarfit XELASTEC。

平井堅のカタログの中でこのアルバムを選んだ理由は、打ち込みと生音とがバランス良く収録、録音されているため。音数も多いのでね。

で、イヤホンのインプレッション。

コーラスの浮遊感ある録音がしっかりと音場を保って再生される。低域の沈み込みも十分。打ち込みのキックドラムも、生のベースラインも明瞭かつ深く鳴らすことが出来ている。各楽器の分離も必要十分。

出音が基本的に華々しいので、音は若干派手目に作ってある感があるけれども、それは聴き疲れするタイプのものではないのも好感度高し。

総じて音を楽しく聴かせてくれるイヤホンだと再認識。

ああ、こいつもちゃんと使ってあげないと、へそを曲げられてしまう。

だから、耳はワンセットしかないのに、イヤホンを複数組持っていてどうするというのだよ。まったく。