ガッツリと寝落ちをかました後の真夜中に。
こういった時間に室内楽に耳を傾けていると、徐々に自分の心が自分と対面させられていくような感覚にとらわれる。
よしなし事を考えている時間もまた年末にはふさわしいなどと考えながら。
2020年はクラシック音楽に多く救われた1年であったな。時間の制約もなく、自分の好きな時間に聴きたい作品に触れる。贅沢な時間を過ごさせてもらいましたよ。
齢も40半ばを過ぎ、またその40台の残り半分すら折り返そうとしている時に、このような自由時間を楽しんでいていいのか、などとも考える一方で、それもまた人生であり、一興であり、なんとも自分という人間を象徴しているではないかとね。
いいアンサンブルだ。心が乱されているようで、整理されているようで。