日付が変わってのマーラー6番。10日ほどぶりのクラシックタイム。
ジンマンとトーンハレ管による演奏をパッケージしたSACDは、ヘッドホンでも極上の音空間を伝えてくれる。
したがって難曲と言われるこの作品も、美しいと感じ入っている間に終わってしまう。
オーディオシステムが現行のものになってから2年。
ようやくこいつとの付き合い方がわかり始めたこの体たらくではあるものの、この時までじっと待ってくれていた再生環境には感謝の姿勢であります。
それは自己流解釈的アニミズムのようなものかもしれない。やや微笑に苦笑を混ぜ込んで。