音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シングルコレクション+ハチポチ / 坂本真綾 (1999 FLAC)

最近、また真綾さんが自分の中で来ているらしい。相当久しぶりにこのコンパイルを再生。

ごくごく初期の作品、隠れ名曲がふんだんに詰まっているこの作品。なかなか聴く機会はなかったのだけれども、これはこれであの頃の瑞々しく若い真綾さんを堪能することが出来てよろしいのでは。

本作に関してはリリース当時の勝手なファーストインプレッションで、非常に地味なコンパイルだと思いこんでいたのであります。あれから20と数年が経過して改めて聴くと、これら楽曲について回る思い出が奔流のように自分の中で溢れ出してきますね。

その後にリリースされることになるベスト盤に収録される曲も多数。そのことからも意味のあるコレクションアルバムだったことが後付けのように分かるわけです。

サウンド面では意欲的で実験的な楽曲もあり、この当時の坂本真綾を菅野よう子が重宝していた理由も分かりやすく見えてきます。歌えちゃうのだよね、真綾さんは。それは技巧的な意味もあるけれども、それよりも何よりも楽曲に色づけが出来るボーカリストだったのですよ、この当時から。

坂本真綾 シングルコレクション プラス ハチポチ