音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Versus the night / yama (2022 44.1/16)

以前は昭和から平成、令和に至るまでのJ-POPの流れを全て呑み込み、そして作り出すクリエーターによる音楽だと解釈したのだけれども、それだけでは日本の中でしか語ってないなと。

70年代から80年代にかけてのポップスが持っていたテイストまでをも感じさせる、そのような小技や仕掛けがあちこちに効いている現代の最先端ポップスなのだと解釈し直した次第。

しかし今年の自分は、今の20代から30代の前半にかけての年齢かつ第一線でJ-POPを率いているミュージシャンへのアンテナが普通に立っていたな。ここ数年すっかりと退いていたと思っていたのだけれど、いやはや、サブスクの公式プレイリストの影響というのは非常に大きなもので、効率的に今を切り取ることが出来た。

それは言い換えると、そこから漏れてしまっている音楽をすくい上げる機会が減っていることも意味しているのだけれども。

とは言え、全方位にアンテナを張り巡らせるには少々体力が衰えてしまったのは事実であり、現状において現代に触れることが出来ているのはありがたいことだと思わなくてはね。

Versus the night (通常盤)