音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2021-06-20から1日間の記事一覧

スニーカーダンサー (Remastered 2018) / 井上陽水 (1979/2018 192/24)

楽器一つ一つのスピード感が妙にリアルで困ってしまうほど。陽水のボーカルも楽器からしっかりと分離しつつも、バックとのブレンド感の両立もなされていて、ワンセットで音楽として聞こえてくるところがなんとも凄まじいと言いますか。今日はため息ばかりで…

Brotherhood / B'z (1999 FLAC)

ギターのエネルギーの塊と放出、そのバランスが明確で痛快にロックしているのがよく分かる。音もメタリックになりすぎない。スピーカーからの音離れがよいので、ヘビーな音でありながらもフィンガリングが明瞭によく見え、聴いていて小気味よい。ボーカルも…

ダイアローグ -Miki Imai Sings Yuming Classics- / 今井美樹 (2013/2019 SACD)

これまではやや小ぶりで線が細いサウンドだと思っていたのです。ステサン独自企画のSACDに共通して言えることなのだけれども、どこか淡泊な印象を抱いていたのだよね。しかし現状で聴き直すと、十分にふくよかかつウォームなサウンドじゃないですか。ソフト…

BESTⅡ / 中森明菜 (1988/2012 SACD)

引き続いてはこれを。何と言いますか…。滑らか、艶やか、肉感的。かつ非常に聴きやすい。耳に優しい。出音の次元がこれまでとは全く異なりますよ。レベル違いという言葉のレベルでは収まらない。いや、違うな。これまでが、システムが本来持つ力のボトルネッ…

BEST / 中森明菜 (1986/2012 SACD)

ハイ上がりだと思いこんでいたディスクならこれも。これまたハイ上がりだなんてとんでもない。低域から高域まで滑らかに繋がっている、非常に良いリマスタ音源でした。これまで聴いていた音って何だったの、一体。スピーカーケーブルをずっと気にしていなが…

gaining through losing / 平井堅 (2001 SACD)

スピーカーケーブル到着。接続。試聴。今日はロックポップス方面を主に聴き倒すつもり。現状の概要。それまでの高域のえぐみが取れて、見事なまでの滑らかさに生まれ変わった。それならばと思い、このディスクを再生。これが聴ける。想像以上に聴ける。むし…

STRAY SHEEP / 米津玄師 (2020 48/24)

新ケーブル到着前の最後のサウンドチェックを兼ねて再生。同時進行で、里親に出す現ケーブルの取説を作る。

COME OVER TO THE DEEPEND / coaltar of the deepers (2000 FLAC)

なんて素敵な朝なのでしょう。雨だけど。オーディオシステムのグレードアップから取り残されていた最後の砦、スピーカーケーブルが本日午前に到着します。もうはやる気持ちを抑えきれません。そんな気持ちを代弁するかのようにこの作品を。

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 / アシュケナージ, プレヴィン, ロンドン交響楽団 (1975/2014 SHM-CD)

このデーモニッシュなプロコフィエフのピアノ協奏曲を、デーモニッシュそのままに弾くことが出来るのもアシュケナージなのだよなぁ。などと感銘を受けているのだか、感心しているのだか、よく分からないような夜明けのプロコフィエフ。

マーラー:交響曲第7番 / ヴァンスカ, ミネソタ管弦楽団 (2020 SACD)

柔らかく、水彩画のようなマーラー。これがヴァンスカとミネソタ管の音ですね。ガツガツと鬼気迫るマーラーも格好いいのだけれども、このように流麗さ、エレガントさが勝るマーラーもよいじゃない。「よし、マーラー聴くぞ」と無駄に肩に力が入ってしまうも…

TIME IS OF THE ESSENCE / Michael Brecker (1999/2016 SHM-CD)

SHM-CDにて買い戻しの1枚。リアルタイムで聴いていたはずなのに、ここにはほとんど記録がなかった。確かに本作は少々自分にとっては背伸びが必要とされたアルバムであったことは間違いなく。全体的に渋いのです。その渋さが、50代も見え始めた今になり、よう…