2021-06-20から1日間の記事一覧
楽器一つ一つのスピード感が妙にリアルで困ってしまうほど。陽水のボーカルも楽器からしっかりと分離しつつも、バックとのブレンド感の両立もなされていて、ワンセットで音楽として聞こえてくるところがなんとも凄まじいと言いますか。今日はため息ばかりで…
ギターのエネルギーの塊と放出、そのバランスが明確で痛快にロックしているのがよく分かる。音もメタリックになりすぎない。スピーカーからの音離れがよいので、ヘビーな音でありながらもフィンガリングが明瞭によく見え、聴いていて小気味よい。ボーカルも…
これまではやや小ぶりで線が細いサウンドだと思っていたのです。ステサン独自企画のSACDに共通して言えることなのだけれども、どこか淡泊な印象を抱いていたのだよね。しかし現状で聴き直すと、十分にふくよかかつウォームなサウンドじゃないですか。ソフト…
引き続いてはこれを。何と言いますか…。滑らか、艶やか、肉感的。かつ非常に聴きやすい。耳に優しい。出音の次元がこれまでとは全く異なりますよ。レベル違いという言葉のレベルでは収まらない。いや、違うな。これまでが、システムが本来持つ力のボトルネッ…
ハイ上がりだと思いこんでいたディスクならこれも。これまたハイ上がりだなんてとんでもない。低域から高域まで滑らかに繋がっている、非常に良いリマスタ音源でした。これまで聴いていた音って何だったの、一体。スピーカーケーブルをずっと気にしていなが…
スピーカーケーブル到着。接続。試聴。今日はロックポップス方面を主に聴き倒すつもり。現状の概要。それまでの高域のえぐみが取れて、見事なまでの滑らかさに生まれ変わった。それならばと思い、このディスクを再生。これが聴ける。想像以上に聴ける。むし…
新ケーブル到着前の最後のサウンドチェックを兼ねて再生。同時進行で、里親に出す現ケーブルの取説を作る。
なんて素敵な朝なのでしょう。雨だけど。オーディオシステムのグレードアップから取り残されていた最後の砦、スピーカーケーブルが本日午前に到着します。もうはやる気持ちを抑えきれません。そんな気持ちを代弁するかのようにこの作品を。
このデーモニッシュなプロコフィエフのピアノ協奏曲を、デーモニッシュそのままに弾くことが出来るのもアシュケナージなのだよなぁ。などと感銘を受けているのだか、感心しているのだか、よく分からないような夜明けのプロコフィエフ。
柔らかく、水彩画のようなマーラー。これがヴァンスカとミネソタ管の音ですね。ガツガツと鬼気迫るマーラーも格好いいのだけれども、このように流麗さ、エレガントさが勝るマーラーもよいじゃない。「よし、マーラー聴くぞ」と無駄に肩に力が入ってしまうも…
SHM-CDにて買い戻しの1枚。リアルタイムで聴いていたはずなのに、ここにはほとんど記録がなかった。確かに本作は少々自分にとっては背伸びが必要とされたアルバムであったことは間違いなく。全体的に渋いのです。その渋さが、50代も見え始めた今になり、よう…