音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

一触即発 / 四人囃子 (1974/2007)

昨日最初から最後まで聴いてしまったNHK-FMの「一日プログレ三昧」で衝撃を覚えてしまい、その勢いのままで購入してしまった1枚。お安いしね。

しかし、これは発売当時にアナログ盤で聴いてみたかったな。相当な衝撃だったろうに。当時のプログレそのまま。そこに日本人らしいと言えば日本人らしいと言える端正な展開が乗る。この音色(おんしょく)とアンサンブル、そして完全に気が触れている歌詞世界までが衝撃的だったに違いない。

昨日のラジオ番組の情報によると英国プログレの名盤が豊作だった年が1973年。そこから遅れること1年で日本での四人囃子のこの録音。日本にそんな録音技術なんて存在していたのか?これは録音エンジニアリングの歴史で見たら結構な出来事なのでは?

なるほど。僕が好きになっていたのはプログレというジャンルなのではなく、70年代前半に録音を突き詰めた人たちの情熱が好きなのだな。そして、その音色を今でもどうにかして風化させずに残そうとしている現代のリマスタのエンジニアリングに対する脱帽。

あ。ボーナストラックの2曲はあくまでもオマケでした。これはオリジナルの5曲だけを通して聴いた方が絶対に面白い。ちょっと、もう一回聴く。