音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

Song Book 1985-2010 / Simply Red (2013)

自分の知らない間にリリースされていたアルティメットなベスト盤。80年代、90年代、00年代、再録盤と4Discsの構成。取りあえずDisc2の途中まで聴いているところ。

しかしMick Hucknallの声は人の心を安心させるというか、個性は十分にあるくせに、そのくせしっとりと耳に入ってくる。もう散々聴いた曲達も、初めて聴いた曲も、Mick Hucknallが歌う時点でSimply Redそのものになるのだよな。リマスタも余計なことせずに、純粋に楽器を引き立てている。

それでも4枚聴き通すのはちょっとヘビーなので、間に休息を入れつつ。

【追記】
さて、4枚目に突入したので、大雑把な感想を。やはりこの流動的バンドの頂点は80年代〜90年代なのだなと実感。00年代になると、明らかに楽曲の持つパワーが落ちる。ソングライティングに限界が訪れたのか、モチベーションが下がってしまったのか、聴いていて少々残念な思いにとらわれた。

そしてDisc4は新録なのではなく、2005年にレコーディングされた演奏のお蔵だしだったのね。実はこれが聴いていて一番安心できる。実際、解散ライブアルバムも非常にクオリティの高い演奏と歌唱を聴かせてくれたので、それに準じる(熱意は解散アルバムの方が高いけれども)内容になっている。これは聴いていて楽しいや。