音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番 / クライバー, ウィーンフィル (1975,1976/2003 SACD)

今月頭に別口で発注していたSACDが本日同着。送料込み、2組3枚で2,500円也。アンテナさえ張っていれば、クラシックはお安く上がっていいわね。

さておき、名盤とされているこのレコーディング。期待して聴いてみると…ありゃ、第5が明らかに録音レベルを突っ込み過ぎている。スピーカーで聴くと少々耳が痛いレベル。ヘッドホンに交換してリスニング再開。そして第7まで通して聴く、と。

うん。名演かどうかという基準は自分の尺度では分からないけれども(まだそう言った尺度を持ち合わせていない)、聴きやすいベートーヴェンであることは事実。旋律が明瞭で、なおかつオケの迫力も楽しめる。こう言った表現がふさわしいかどうかは謎だけれども、何となくベートーヴェンの交響曲が聴きたくなった時に、サクッとラックから取り出してトレイに載せるにはいい具合の演奏ではないかと。あ、それこそが自分基準の名演と言う事を意味しているのか。なるほど納得。