気がついたらシベリウスの交響曲全集を6組も持っていた。いや、どれもこれもお安くてね。ついつい買ってしまってね。聴き比べをするわけでもないのだけれども。その時の気分で音源を選べる楽しさはあるけれども。10年前ではさっぱり理解できなかったのだけれども。もちろん今でも「理解しよう」として聴いてはいない。聴く度に印象が異なる、面白い意味での玉虫色の音楽がシベリウスだと思っているので。
いや、クラシック全般に対して「理解しよう」などとは思っていないな。雰囲気の上辺を味わっている段階じゃないかな、まだまだ。
で、自分が今、どれだけシベリウスを持っているのかを確認した。
C.デイヴィス&LSOの90年代録音CD、00年代録音SACD、ベルグルンド&ヘルシンキ響のCD、ベルグルンド&ヨーロッパ室内管弦楽団のCD、ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団のSACD、ラトル&ベルリンフィルの48/96ハイレゾ。これが僕のシベリウス歩きの結果。もうしばらくは買いません。全くと言っていいほど聴ききれていないので。